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薬学部に通っている方は皆、統計学を学ぶと思います。
じゃ、その価値を学んでいますか?
現在の医療は・・・
現在の医療はEBM(evidence-based medicine)の考え方に基づいて行っていると言っても過言ではないと思います。研究で明らかになった根拠(エビデンス)を元に、患者の価値観・状態や医療者の専門性・経験などを考慮して医療をすすめていくことになります。
その根拠であるエビデンスの構築には統計が不可欠。論文などでデータや統計を見たときには、統計学で学んだ知識が必要になりますし、記載した内容を鵜呑みにすることも難しい時もあります。
また、その解釈には「批判的吟味」ということをしますが、その中でも統計手法やデータを見るために統計学の知識は必要になります。
研究をするためにはなおさら必要な知識になりますので、研究者になりたい人には必須ですね。
かつては・・・
統計学はナイチンゲールが行ったようにデータを指し示すことにも使用することができますが、政治家ベンジャミン・ディズレーリが言った(とされる?)ように、嘘にもなります。
嘘とならない・嘘に騙されないようにするためにも統計学は必要だと私は考えています。
統計学を学ぶ必要性がわからない方は・・・
正直、私は学生の時にはその価値には気づかず、その後EBMを本格的に学び、研究を行うようになってからその重要性に気づきました。
統計の講義を受けていたときには論文を読むことはなく、研究もしていなかったので、仕方がなかったかもしれませんが、その重要性に気づいていたら・・・ と思うことはあります。
なぜ統計を学ぶ必要があるのかピンとこない方には、統計学を学ぶ前/学び始めた時に、「[まんが]統計学が最強の学問である」を読んでみてもいいと思います。
この本ほどうまくいくとは思いませんが、統計をどのように使うか、という考え方を学ぶにはいいかもしれません。
統計って本当に必要なのって考える方は、一度、試してみてはいかがでしょうか?
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