スマートフォンの通信料はおいくら?(前半)

統計 -数字の見方・データの見方-

現在のライフラインとも言うべき、スマートフォン。まぁ使っていない人を探すほうがむずかしくなってきましたが、自分のスマートフォンのプランは高いのか気になった方は多いのではないでしょうか?

どの程度の料金を使っている方が多いのか、調べてみました。

今回の記事のまとめ

大手携帯電話事業者のスマートフォンを使用している方を対象にした調査では、中央値は6000円〜7999円の料金を使用している方が最も多くなっていました。
 ですが、これらを様々な分類で分けてみると、

1.年齢別に見てみると20台が最も料金が高く、それ以降は年齢が上がるにつれて料金が低下する傾向
2.世帯で見ると非高齢の単独世帯では料金が高い傾向
3.世帯年収2000万円以上の世帯ではスマートフォンが1万円以上の支払いをしている方が多い傾向

が見られると思います。
ただ、これらの検討には背景因子をもっと見る必要があると思います。

ということで、続きは後半に・・・

今回の調査は・・・

令和4年に行われたスマートフォン使用者で「大手携帯電話事業者」を利用している方を対象にモバイルサービスの月額の通信料金を調べたデータになります。
今回の表は「無回答」・「わからない」と記載した方を抜いて記載していますので、注意しください。
また、今回のデータは級数別に人数が記載してあるデータで、上限値がないことから平均値を算出していません。

全体

全体を見てると(最頻値)最も多いのは6000円〜7999円。ですが、3000円〜3999円の人数も多く、この2つの山があるような(二峰性を示す)形になります。

中央値最頻値
[ 全 体 ]4,000円~4,999円6,000円~7,999円

年齢別

年齢別で見ると20代が最も高く、年齢が上がるにつれて、費用が低下傾向があるように見えます。60歳辺りから、急激に料金が低下してくるように見えます。

中央値最頻値
6~12歳1,000円~1,999円999円以下
13~19歳3,000円~3,999円3,000円~3,999円
20~29歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
30~39歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
40~49歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
50~59歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
60~69歳4,000円~4,999円5,000円~5,999円
70~79歳4,000円~4,999円4,000円~4,999円
80歳以上3,000円~3,999円3,000円~3,999円

性別での違いは

少し、男性の方が料金が高い方が多い。それが中央値にも現れているように見えます。

中央値最頻値
男性:5,000円~5,999円6,000円~7,999円
女性:4,000円~4,999円6,000円~7,999円

性別と年齢の両方をあわせて見てみると

性別・年齢別で分かれると男性は20代〜50代くらいまでは大きな変化はないが、60歳以上から徐々に料金が少ないプランの方が増えるように見えます

男性中央値最頻値
6~12歳1,000円~1,999円999円以下
13~19歳3,000円~3,999円3,000円~3,999円
20~29歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
30~39歳5,000円~5,999円8,000円~9,999円
40~49歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
50~59歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
60~69歳5,000円~5,999円3,000円~3,999円
70~79歳4,000円~4,999円3,000円~3,999円
80歳以上4,000円~4,999円3,000円~3,999円

女性では20歳代が最も高く、30歳代〜50歳代までは大きな変化はないが、50歳代から徐々に料金の少なくなる方が多い。

女性中央値最頻値
6~12歳1,000円~1,999円999円以下
13~19歳3,000円~3,999円2,000円~2,999円
20~29歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
30~39歳5,000円~5,999円5,000円~5,999円
40~49歳5,000円~5,999円6,000円~7,999円
50~59歳4,000円~4,999円6,000円~7,999円
60~69歳4,000円~4,999円5,000円~5,999円
70~79歳4,000円~4,999円3,000円~3,999円
80歳以上3,000円~3,999円3,000円~3,999円

男女で年齢別に比較できるように同じ年の表を性別ごとに並べてみました。

20歳代は女性の方が料金の支払いが多いように見えますが、30歳代以上から逆転しては男性の方が多いように見えます。ですが、それほど大きな差があるようには見えません。

世帯での違いからみると

ここでも大きな特徴は見当たりません。最頻値が6000円代と3000円代と割れていますが、どの世代もこの2つの金額で多く、拮抗しているためです。

中央値最頻値
単身5,000円~5,999円6,000円~7,999円
2人家族4,000円~4,999円3,000円~3,999円
3人家族5,000円~5,999円6,000円~7,999円
4人家族4,000円~4,999円3,000円~3,999円
5人家族4,000円~4,999円3,000円~3,999円
6人家族5,000円~5,999円6,000円~7,999円
7人以上家族4,000円~4,999円3,000円~3,999円

ただ、これを単独世代を高齢者・子ども有無などで分けてみると変わります。

単独世代の非高齢者では金額が高いのがわかります。高齢者は金額がやすくなる傾向があるため、その影響があると思います。また

中央値最頻値
単独世帯(非高齢者)5,000円~5,999円6,000円~7,999円
高齢世帯(高齢者のみ)4,000円~4,999円3,000円~3,999円
大人2人(非高齢者のみ)5,000円~5,999円6,000円~7,999円
大人2人(高齢者を含む)4,000円~4,999円3,000円~3,999円
大人が2人以下+子供4,000円~4,999円3,000円~3,999円
大人が3人以上+子供5,000円~5,999円6,000円~7,999円
大人が3人以上のみ5,000円~5,999円6,000円~7,999円

世帯年収で見ると

世帯年収2000万円以上の場合には10000円以上が多くなることが特徴でしょうか。

中央値最頻値
200万円未満4,000円~4,999円3,000円~3,999円
200~400万円未満4,000円~4,999円3,000円~3,999円
400~600万円未満5,000円~5,999円6,000円~7,999円
600~800万円未満4,000円~4,999円6,000円~7,999円
800~1000万円未満5,000円~5,999円5,000円~5,999円
1000~1500万円未満4,000円~4,999円6,000円~7,999円
1500~2000万円未満4,000円~4,999円4,000円~4,999円
2000万円以上5,000円~5,999円10,000円以上

これより

これら考えられることは

1.使い放題プランが大手はだいたい同じ7000円台、割引で5000台が多くなっている影響が予想されます。また、使用頻度が少ないと料金が割り引かれるため、3000台が多くなっていることが予想されます。

2.年齢が若いうちは使用頻度も多いため料金が高いですが、60台以降の低下は退職により、インターネットの使用頻度が低下したことが予想されます。まぁ、あまり高年齢だと、スマートフォンに慣れていない方々が多くなっていくことも考えられますので、そのことが考えられます。

3.単独世代ではwi-fiを自宅で契約するよりも、スマートフォンの使い放題を使用して、wifiを契約しない方が安価なため、使い放題を使用している方がおおく、その時には家族割をせずに使っている方が多い

4.2000万円以上では

これは、世帯年収がこれくらいになるとあまり金額には気にしないのか、それとも通信料金に制限をかけない方の方が年収が高い方が多いのかはわかりません。

 ただ、世帯年収ですのでそのご家族も含まれますからなんとも言えないと思います。

ですが、これに背景を合わせて考えてみると・・・・

(これからは後半に続きます)

参考)

総務省 令和4年通信利用動向調査  世帯編(世帯構成員)

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