終活を始める時期は?
終活はいつから始めましょうか?
定年でしょうか?他にも病気が治らないと言われたらという方もいます。両親を見送った後は、自分の最後を考える方もいるでしょう。
あまりに遅いといろいろな手続きを行うまでにタイムリミットが来てしまう可能性もあります。ただ、早すぎても実際に使うまでに制度が変わったりとあると思います。
また、終活をすることが人生の本分でないでしょうから、若い時から終活に時間を取られるのもどうか・・・
始める時期に正解はありません。いつ始めてもいいですが、やれることは変わります。その時期を考えていきましょう。
終活でできること
終活は以前にも書きましたが、私が考える終活には大きく2つあると考えています。
1.自分が亡くなった後に向けての活動
2.自分が亡くなる前のための活動
この2つは開始する時期が異なります。終活として何を行いたいかによって変わります。
それぞれについて考えていきましょう。
そのためには考えて置かなければならない時期があります。
考えなければならない時期
終活を考えるうえで重要な時期が2つあります。これらから逆算して行うのが大切になります。
65〜70歳:入院したり、病気になる可能性が高くなる
2024年に厚生労働省から発表された「令和5年(2023)患者調査の概況」を参考にすると年を取るにつれて受診率が多くなりますが、65歳以上から外来患者数が、70歳以上から入院患者数が多くなります。これは病院でいても同様の印象で、60歳代前半だと違和感がないですが、少し若い印象があります。
終活は大病を患って状態が悪くなってから行う方もいらっしゃいますが、始めるのであれば元気な時から徐々に行うのがおすすめ。医療者から見てみると状態が悪くなってから動き出すのではなく、元気な時に動き出すのをおすすめします。
65歳:仕事の定年退職
仕事を定年退職するのは現在は60歳から65歳という会社が多いと思います。現在は再雇用制度が普及しており、その後も働き続けることができる会社も増えてきていますが、一般的には収入が低下する事が多いと思います。
また、仕事を引退してゆっくりとしたセカンドライフを考える人もいると思います。
自分が亡くなった後に向けての活動

お墓の準備や遺書、土地の名義の状態の確認、暗号資産や契約中のコンテンツ・銀行口座やクレジットの整理などの整理など、きっちりやろうと思えばやることは多々。
その中で長い期間が必要なものでは、お墓があります。公営墓地を購入するのであれば、年1回の抽選に当選する必要がある場合も・・・
AIに聞くと10年連続以上応募し続けてやっと合格という例もあるようです。当然、都市部で応募するか、田舎で応募するかによって当選する確率は大きく変わりますので、どの地位域で探すかによって大きく変わります。
他のものでは遺書は公正証書遺言とするのであれば。2ヶ月程度の期間程度であり、お墓ほどではありません。また、生前にお葬式を契約するのも数ヶ月であり、遺書と同程度。
お墓を考えるのであれば、10年程度の期間が必要になります。
上記に記載したとおり65歳〜70歳で病気がちになるようであれば、それから逆算して検討を開始するのであれば55〜60歳には始めることを考えた方が良いことになります。
自分が亡くなる前のための活動
これは晩年、どの土地で過ごすか、病気になった時にどのような施設に住むか、最後の時までどのような活動を行うかなどを考える活動になります。人生を見つめ直し、最後の時までに行っておきたいことを考えたり、また引退後の生活資金の確保などが含まれます。
ここで考えるのは「仕事の定年」になると思います。
収入の変化や場合によっては仕事がなくなることを考えると定年になってから始めるのではできることが限られてきていますので、50歳代半ばからは定年後に何を行うかを検討し他方が良さそうです。
ただし、ここで重要になるのが生活資金に関しては早めの対応を検討する必要があることです。これは国民年金のみでは生活は難しい事があるためです。施設に入るにしてもこの金額ではかなり限られます。
国民年金のみになるのは自営業の方などです。老後を考えるのであれば年金を増やす制度やiDecoなどを使うなど検討が必要だと思います。
終活を始める時期は?
50歳半ばからは検討を始め、どの程度終活を行うかを考えておく必要がありますが、老後の資金についてはもっと早めに検討したほうが良いでしょう。

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